AMAが見つけた 「レゾンデートル」

概要:

• 「レゾンデートル」(存在理由)には、会社のビジョン、なぜ会社は存在しているのか、会社がその目的の達成のためにコミットしているソシエタル、ソーシャル、環境的貢献について考えることが含まれます。
• AMAの「レゾンデートル」は次のように定義されています。「地球を大切にしながら、職業生活を充実させる」
• これは、AMAの理事会(CODIR)メンバー、従業員、そしてAMAの管理委員会との共同で作成されたものです

当社の目的意識とは?

ジャン=ドミニク・スナールとニコル・ノタは、「「レゾンデートル」は過去と現在を結びつけるものであり、企業のDNAです。それは経済的な価値を持つものではなく、むしろビジョンや意味の問題です」と述べています。企業の「レゾンデートル」とは、単に製品やサービスを販売するだけではなく、その企業がなぜ存在するのか、どのようなソシエタル、ソーシャル、そして環境的貢献を果たしていくのかを考えることです。それは、サイモン・シネックが「ゴールデンサークル」を使って概念化した「WHY」、つまり「なぜ存在するのか」という問いにつながるものです。企業は何を作り、どのようにそれを実行するのかについてはよく知っていますが、「なぜ行動するのか」と自問する人はほとんどいません。

 

golden circle

 

目的意識(または「レゾンデートル」)は、2019年にフランスで生まれたPACTE法 (事業の成長と変革のための行動計画)において、企業はその活動に内在する環境・社会問題に配慮しなければならないと法で規定されています。この法は、企業が目的意識を規則に盛り込むことを促しているのです。さらに次のステップへと進もうとする場合、ミッションベースの会社というステータスを作成し、ミッションの実現を検証する監視機関を設けることができます。

AMAは、まずその「レゾンデートル」を定義することからスタートしました。

 

AMAは事業とソーシャル・環境貢献を結びつけて考えます

職業生活を充実させながら、地球環境を保護する、これがAMAの宣言する「レゾンデートル」です。

AMA _finds _its_ “raison d’être”-1

  • 職業生活を充実させる:イノベーションに情熱を注ぐソフトウェアデベロッパーとしての私たちの仕事は、現場の専門家の日常的な仕事に真の改善をもたらし、より効率的なコミュニケーションの達成を支援することです。ヘルスケア産業では、私たちのソリューションは、医療アシスタンスを必要としている人々に大変重要なものとなっています。例えば、事故時の診断を容易にし、専門的な医療機関がない地域に住む人々が医療を受けられるように支援します。

AMA _finds_ its_ “raison d’être”

  • 地球環境を保護する:XpertEyeソリューションのもう一つの重要な利点は、専門家との遠隔コラボレーションにより、実際の人の移動を削減し、CO2排出を抑制することができることです。この成果は重要であり、お客様の協力をえることにより、より正確に結果の測定を実施したいと考えています。

 

「レゾンデートル」の内容について共に考える

「レゾンデートル」を明確に定義することは、AMAのCSRアプローチを構築する上での重要なコミットメントの一つです。この取り組みは、Déclic社(当社のCSRコンサルタント)の指導のもと、すでにいくつかの共同作業のステップを経た結果です。まず、経営委員会のメンバーがブレインストーミングを行い、次にCSRチームとCEOのクリスチャン・ギユモが提案内容を練り上げ、2つの提案を社員が投票して選択しました。この「レゾンデートル」は、最終的には管理委員会のメンバーによって検討され、最終的な承認に至りました。
次回グループ総会で、定款に記載される予定です。

私たちは、この「レゾンデートル」 を「コミットメント」という言葉で定義し、それがCSR戦略の枠組みを形成します。
新たな一歩を踏み出すには、やはりチーム全体の努力が必要となります。AMAに選ばれた4つのトピックは、今後、別の記事で詳細をご紹介します。