国連とともに歩みはじめた1年目

概要

• AMAは、国連グローバル・コンパクトの署名後1年以内に、初年度の「実践状況コミュニケーション」(CoP - Communication on Progress)を発表。
• 人権、国際労働基準、環境、腐敗防止に関するグローバル・コンパクトの10原則が、AMAの活動に統合され、具体的な実践により裏付けされています。
• 2022年の国連グローバル・コンパクトへ引き続き署名します。

国連グローバル・コンパクトとは?

国連グローバル・コンパクトは、2015年9月に国連で採択された、17の持続可能な開発目標(SDGs)を支援するもので、2030年までに、より持続可能で包括的な世界を構築することを目指すイニシアティブです。
国連グローバル・コンパクトへの署名は、企業側の自発的措置であり、署名後はグローバル・コンパクトの4つのテーマについて継続的に改善を行うことを誓約します。企業は毎年、「実践状況コミュニケーション」(CoP - Communication on Progress)と呼ばれる年次報告書を提出して、進捗状況を報告しなければなりません。
現在、国連グローバル・コンパクトは、持続可能な開発のための世界最大の自主的なグローバルイニシアティブとなっています。このイニシアティブには、世界170カ国から13,000人以上の参加者が集まっています。

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国連グローバル・コンパクトは、AMAのCSR戦略の中核をなすコミットメントを成しています。

AMAは、2021年3月8日に国連グローバル・コンパクトに署名しました。したがって、国連の10原則へのコミットメントと、17の持続可能な開発目標(SDGs)への支持を示す「実践状況コミュニケーション」(CoP)を今回初めて発表します。
当社の事業内容と、戦略的選択を考慮し、当社は取締役会の承認のもとに、6つの持続可能な開発目標に焦点を当てることを決定しました。

Image3-global-compactAMAがCSR戦略を組織していく中で、国連グローバル・コンパクトへのコミットメントは自然な流れで生まれました。世界的な取り組みとしての国連グローバル・コンパクトに署名することにより、AMAはコミットメントを調整し、継続的な改善プロセスの一員として、子会社を含むグループ全体を統合させながら署名企業の世界的ネットワークに参加することが可能になりました。

当社は、国連グローバル・コンパクトの4つのテーマごとに、それぞれのチームと協力しながら、明確な指標と意欲的な目標を定めています。
また、コミットメントの達成のために、17名のCSRコーディネーターの協力を得て、国連グローバル・コンパクトの原則に関する具体的なアクションを実施しています。
当社の活動とコミットメントは、「 「実践状況コミュニケーション」(CoP)」でご覧いただけます。

有意義なコミットメントの継続

当社は、国連グローバル・コンパクトのメンバーになったことで、特に人権や環境に関するテーマを掘り下げることができました。他社の経験を聞くことはとても参考になり、AMAで実践できる優れた事例に触れることができました。その結果、時には作業の進め方を調整しなくてはならないこともありましたが、何よりもこれによってCSR戦略の達成に向けての活動が強化されました。
2022年、当社はすべてのAMA従業員とともにさらに前進し、継続的な改善プロセスを推進したいと考えています。そのため、AMAは、国連へのコミットメントをさらに深め、国連グローバル・コンパクトのコミュニティにおいて、より持続可能な社会の実現に貢献できることをうれしく思っています。